帰化申請書～履歴書の書き方

こんにちは。本日は、帰化申請書～履歴書の書き方について説明します。

◎履歴書

・これは、申請者の履歴書です。
・１つでも事柄を書き忘れたりすると、全部書き直さなくてはならず、用紙を一番無駄にする可能性のある書類ですから、書き落とし、書き間違いなどのないように慎重に書いてください。
・なお、１枚で書ききれないときは、２枚、３枚にわたって書きます。
・この書類は、申請者ごとに作成しますが、１５歳未満の人は不要です。

◎書き方の説明

１）氏名

①氏名を記載します。
②通称名があるときは、それを記載します。
③押印しますが、本名、通称名どちらの印でもかまわないようです。

２）年月日

①各履歴事項に対応する年月日を記載します。

３）住居関係

①現在に至るまでの日本における居住関係をすべて記載してゆきます。
・この場合、絶対に空白期間が生ずることがないように注意してください。
・転居した場合などに、どこからどこへ転居したかの事実が読み取れ、それが連続して空白がないことが重要です。
・この点をよく書き間違うことがありますから気を付けてください。

４）学歴・職歴

①学歴・職歴について、古い年代の順に記載していきます。
・たとえば、学歴については、転校、中途退学、卒業の学部など。職歴については、勤務先や職業の種類といった具合です（学校、勤務先の住所の記載は必要有りません）。
・この場合も小学校の入学以降、空白期間のないようにしてください。
・なお、学歴、職歴については、在勤証明書、最終学校の卒業証明書、中退証明書、在学証明書等を証明資料として添付することになります。

５）身分関係

①出生、事実婚、婚姻届、父母の死亡等の身分歴について記載します。
・出生は、日本で生まれた場合は、「〇〇県〇〇市で出生」とか、あるいは、「〇〇都〇〇区で出生」と記載しますが、外国で生まれた場合は、「アメリカ合衆国で出生」というように記載します。

６）技能・資格

①技能資格があればそれを記載します（免許証番号等も記載しておきます）。
・その場合、運転免許証とか医師の免許証の写しといった証明資料を添付する必要があります。

７）賞罰

①賞罰に関し、道路交通法違反（反則金も含む）も記載します。
・その場合、運転記録証明書を添付することになります。

８）確認欄

①ここは記載しません。

本日はここまでとします。次回、生計の概要、事業の概要に続きます。
またのご訪問お待ちしております。