鉄筋工事業の建設業許可を取得しよう！青森市/弘前市/五所川原市

鉄筋工事とは、棒鋼などの鋼材を加工し、接合、組み立てる工事のことです。鉄筋工事業の建設業許可取得を考えている方に向けて、許可が必要なケース、工事内容、専任技術者の要件、そして実務経験の証明方法について詳しく解説します。

目次

1. 1.鉄筋工事業の許可が必要なケース
2. 2.鉄筋工事業の専任技術者要件
3. 3.鉄筋工事の実務経験証明方法
4. 4.鉄筋工事業まとめ
5. 5.建設業専門の行政書士事務所のご紹介

1. 鉄筋工事業の許可が必要なケース

鉄筋工事業は、500万円以上の鉄筋工事を請負う場合に必要な許可業種であり、27種類の専門工事業のひとつです。また、元請業者として鉄筋工事を請け負い、下請業者に合計4,500万円以上の発注をする場合は、特定建設業許可が必要です。

鉄筋工事の内容

鉄筋工事には以下のような作業があります。

• ・鉄筋加工組立て工事：鉄筋の配筋および組み立てを行う工事。
• ・鉄筋継手工事：ガス圧接、溶接、機械式などの方法で、配筋された鉄筋を接合する工事。

よくある誤解

「建築一式の建設業許可があれば、鉄筋工事も金額制限なく請け負える」との誤解がありますが、建築一式工事許可で金額制限なく請け負えるのはあくまで「一式工事」のみです。鉄骨組立てなど鉄筋工事を中心に請け負う場合は、鉄筋工事業の許可が必要です。

2.鉄筋工事業の専任技術者要件

鉄筋工事業の建設業許可を取得するには、所定の資格または実務経験を持つ専任技術者を配置する必要があります。

専任技術者になれる資格

以下の資格を持つ方が鉄筋工事業の専任技術者となれます。

• ・一級建築施工管理技士
• ・二級建築施工管理技士（躯体）
• ・鉄筋組立て技能士
• ・監理技術者資格者

指定学科卒業＋実務経験での要件クリア

指定学科（建築学、機械工学、土木工学）の高校卒業で5年、大学卒業で3年の鉄筋工事経験があれば専任技術者になれます。その他、改正により施工管理技士試験合格後に必要な経験年数を満たせば、専任技術者資格を得ることが可能です。

3. 鉄筋工事の実務経験証明方法

専任技術者要件を実務経験で満たす場合、経験を証明する書類が重要です。

許可あり企業での経験の場合

次の書類が必要です。

• ・被保険者記録照会回答票
• ・建設業許可通知書の写し
• ・専任技術者証明書　など

許可なし企業での経験の場合

許可のない企業での経験も、請負契約書などで鉄筋工事の実績を証明すれば、実務経験として認められることがあります。

4. 鉄筋工事業まとめ

鉄筋工事業の許可取得には、専任技術者要件や実務経験の証明が必要です。要件を満たせば、常勤役員の要件確認なども行い、許可取得の準備を進めましょう。

5. 建設業専門の行政書士事務所で安心のサポート

香取行政書士事務所では、青森県津軽地方（弘前市、青森市、黒石市、平川市、五所川原市）を中心に建設業許可申請をサポートしています。初回相談は無料です。建設業許可に強い専門事務所として、安心してご相談ください。